こんにちは、キンタマ★スターです。マッチングアプリのやりとりで「身体より心の繋がりを大事にしたい」という男性に限って、いざ会ってみたら速攻でホテルへGOし、身体だけが繋がっちゃうするパターンが多いですよね。
今となってはもう「ヤリモクです!」とプロフィールに書いている男性に潔さを感じてしまいます。いいね!はしないけど。
ところでこのお話はもう長い間レスられているため、理想のセカンドパートナーを探すべくマッチングアプリをぶん回している人妻キンタマ★スターが、アプリで出会った人をカタログをめくるように回想する物語である。
知的なメガネ男子にロックオン
寒さのせいで出不精になり、セカンドパートナー探しは近頃ちょっとスローペース。
そこで今回は少し前のことになるが、キンタマ★スターのマッチングアプリライフにおいて非常に衝撃的だった出会いについて聞いて欲しい。
あれは非常に暑かった夏の日のこと。当時定期的に会っていた男性との関係が若干マンネリ化していたため、キンタマ★スターはまたマッチングアプリを始めたのであった。
なんだかちょっと刺激が欲しい…そんなときはPCMAXに限る!というわけで、PCMAXに再登録したキンタマ★スター。
そこでメッセージをくれたのが、知的で大人しそうな印象のメガネ男子であった。プロフィールもメッセージも真面目な文面だったので、「なんか良い人かも…」とやりとりを開始し、早めのLINE交換。
既婚者で子どももいるようだが家庭内で疎外感があり、寂しさを埋めてくれる人を探してアプリを始めたとのこと。いいじゃんいいじゃん、ちょっと陰のある感じ。キンタマ★スターはメガネ男子と、ちょっとワケアリな男性が大好きなのである。
待ち合わせ場所に現れたのは…
事前に何枚か交換した顔写真もなかなか悪くない感じだったので、サクッと待ち合わせの日を決めて会う約束を取り付けたキンタマ★スター。
待ち合わせ場所はホテル街近くにあるコンビニ。既婚者だし、人目についたら困るから、とかいう理由でコンビニでご飯買ってホテルかな?とこの先のコースが容易に予想できる待ち合わせ場所である。
「遅れてごめんね!」
息を切らしてコンビニに現れたのは、ひょろっと背の高いメガネの男性だった。走ってきたのか顔から首までが汗で光っていて、例えるならば濡れたひょっこりはん。
嫌いな感じではないけど、見れば見るほど超ひょっこりはん。どうしよう。頭の中であの音楽が流れている。
「あ…お疲れ様です」
はい!ひょっこりはん!と言いたくなるのをなんとか堪え、とりあえずご挨拶をするキンタマ★スター。
「ここ職場から近くて…誰かに見られたら困るから、ご飯買ってホテルでいいかな?」
はい!予想通り!
そんなわけで予想通りご飯とお酒を買ってホテルへGOするキンタマ★スターと濡れひょっこりはん。そういえば本物のひょっこりはんの声って聞いたことないなー、などと、頭の中は本物のひょっこりはんのことでいっぱいであった。
濡れひょっこりはんの豹変
コンビニで買ったご飯を食べ、お酒を飲みながらしばしご歓談。濡れひょっこりはんは話し方がとてもソフトで優しく、何より「かわいい、こんなにかわいい人が来るとは思ってなかった」とおだててくれるのですっかり心を許してしまうチョロいキンタマ★スター。
女も30を過ぎればお世辞にも「かわいい」なんて言ってもらえないからね!いや、私だけか?
まあそんなことは置いといて、なんとなくいい雰囲気になってシャワーを浴びる流れに。ひょっこりはんってどんなセックスするんだろ?という興味があったのもある。見るからに草食系っぽいからあっさりしてるのかな?
先にベッドに入り、とりあえず消灯するキンタマ★スター。するとシャワーを終え、再び濡れたひょっこりはんが「ダメだよ!」といって部屋の電気をつけてしまう。
「え、明るいの恥ずかしいよ」
「恥ずかしいからいいんじゃん!」
そう言って濡れひょっこりはんは勢いよく布団をめくり上げ、キンタマ★スターの豊満すぎるほど豊満、つまりわんぱく相撲体型の肉体に飛びついた。まるでぶつかり稽古である。
「いいよいいよキンちゃん、キレイだよ~!ねえおっぱい触っていい?わあ、巨乳だあ~!」
濡れひょっこりはんの急なテンションの上昇に戸惑うキンタマ★スター。え、さっきまでとキャラ違くない?ていうか残念ながら巨乳は持ち合わせていない。
もし巨乳に見えてるなら、その胸にはお前の夢と希望と幻想が詰まってんだろうな。
「さあキンちゃん脚を開いて!ぺろぺろしようね~♪」
なんかアマチュアのAV監督みたいな話し方だ…。濡れひょっこりはんは終始その調子で、クンニしたり乳をもんだりするたびに歓声を上げる。
「さあ次はどこをぺろぺろしようかな~?」
電池で動くおもちゃのようにせわしなく喋り、私の身体の上を動き回る濡れひょっこりはん。正直ドン引きしているが、ここで「やめよう」とも言えずされるがままになるキンタマ★スター。
強制アナル舐め
「ほら、キンちゃんも舐めて!」
「え…!?」
舐めて、というからにはちん〇こだと思うだろ?しかし濡れひょっこりはんは私の顔をまたいでうんこ座りになり、尻の穴を向けてきたのである。
「ほら早く!舐めて!」
「はあ…」
キンタマ★スター、初のアナル舐めである。まあシャワー後だし、濡れひょっこりはんは全体的に体毛が薄いので舐めやすかった。という問題ではない。こんなに近くで人のアナルを見たのは生まれて初めてだった。
濡れひょっこりはんはアナルを舐められて興奮がMAXになったのか、おもむろにうんこ座り体勢から立ち上がり、キンタマ★スターの脚を思いっきり曲げさせていきなりの挿入。
「身体やわらかいね!そういう女の子好きだよ!」
やわらかいっていうか、お前が無理矢理曲げてんだよ…。もう返す言葉もない。
濡れひょっこりはんは細い身体のわりに異常に体力があるのか、なんやかんやと喋りながらもベッドがぐわんぐわんと波打つような激しいピストン運動を繰り返す。
そしてキンタマ★スターの身体をひっくり返したり脚を持ち上げたりとせわしなく体位を変え、好きなだけ弄んで果てたのであった。
「今日は楽しかったよ…また会ってくれる?」
息を切らせながら問う濡れひょっこりはん。正直思いっきりNOと言いたいところだが、このテンションの人にそれは言えない。あいまいに頷いてごまかすキンタマ★スター。
バイバイしてから、身も心もぐったりとして電車に乗り込むと、濡れひょっこりはんからLINEが来ているのに気付いた。
『楽しかったよ、次は複数プレイなんてどうかな?』
キンタマ★スターはそっとメッセージ画面を閉じ、濡れひょっこりはんをブロックしたのであった。
こんなコラムを書いていて何だが、キンタマ★スターは至ってノーマルな性的嗜好の持ち主なのだ。あと、セックス中にべらべら喋る人もあまり好きではない。
濡れひょっこりはんには悪いが、全く性癖が合わない人っているんだな…と思ったひと夏の経験であった。
キンタマ★スターの理想のセカンドパートナー探しは、時には人のアナルを舐めながらも続く。