【この記事でわかること・目次】
新年度が始まり、気分一新。
新社会人になったり、転職したり、お引越しをされた方も多いのではないでしょうか。
思い描いていた生活と違い、辞めたくなったり逃げたくなる場合もあるでしょう。
そんな時は人生の箸休めをしてもいいかもしれません。
AV業界の門戸を叩いてみるのもあり。
AV村と呼ばれ謎の風習が多く常に人手不足の業界なので、体力さえあれば、浮世離れした刺激的な生活が手に入りますよ。
大手AVメーカーは入社困難
なく子も黙る大手AVメーカー「SOD」。
業界最大手のエロ動画配信などを手がける「FANZA」を有する株式会社デジタルコマース。
上記2社は、AV業界の中でも入社するのが難しい人気企業です。
男女問わず、有名大学卒の優秀な社員が揃います。
新卒採用も活発に行っており、真面目にエロを志す方が集います。
まさにエロと頭脳の二刀流。
理不尽に上司に殴られる、残業の概念がない、有給使用絶対禁止などの業界あるあるの悪い噂はこの2社では聞いたことがありません。
産休、育休制度も機能しているので、お子様がいても働きやすい。
私がAV業界に復職する機会があれば、可能なら大手2社で働きたいです。
もちろんエロを扱う業界なので、エロに関しては自由な環境。
「SOD」はぶっ飛んだ企画物の作品も多く、働くのが楽しそうです。
会社内で撮影が行われることも多く、仕事中に横でセックスが繰り広げられる社内での勤務は創作意欲が掻き立てられること間違いなし。
予算も大手のため潤沢なので、撮影現場で飲み物1本買う買わないでギスギスしなさそうで、憧れます。
SM・陵辱系のAV制作会社、メーカーはおすすめしません。完全に地雷です
私が勤めていた制作会社は、単体女優さんをメインに扱っている比較的ライトな作品を制作する会社でした。
何度か紹介したことがあるのですが、なかなかのブラック企業でした。
このブラックぶりが赤ちゃんに思える会社が多数存在します。
お手伝い、アルバイト、スタイリストとして現場に入ったことのある制作会社でえぐい会社がありました。
制作会社は基本的に下請けなので金銭的にギリギリ。
そのため、社員の給与も低く、監督にならない限り長く続けていくのは難しいです。
その中でも、SM,陵辱系を専門に扱っている会社は超ハードモード。
ハードな作品に出る女優さんはクレイジーな方、精神的に参っている方が普通の作品よりも多いです。そのため、メイク室から出てこなかったり、ODしたり、リスカしたり撮影前に揉めることもよくあります。
撮影中にも怒号が飛び交い、演技中の暴力が現場の空気に伝染し全員暴力的。
流血プレイ、吐瀉物プレイの掃除もしんどい。
どこまでが演技で、本当につらいのかもわからずトラブルが多発し、現場は大騒ぎです。全く香盤表通りに進まず、朝まで撮影は当たり前。
当然のように、残業代もありません。
働いている人もドSを超えた瞬間湯沸かし器のようにすぐにブチギレる人が多いので治安が悪いです。
普通のスタッフは、男女関係なくぶん殴られます。
出演者は現場の華なので男女ともに安全です。
スタッフしか殴られることはありません。
誰かが暴れているか、号泣しているので精神的にも辛い職場です。
スポットで入る分にはまだ、こういう世界もあるんだとギリギリ我慢できましたが、毎日これが続くと思うとゾッとしますよね。
AV業界初心者にはおすすめできない、はぐれメタルの集合体。
まったりお仕事。フェチAV動画専門。働きやすさ満点。
絡み(セックスシーン)の撮影ではなく、盗撮、うんこ、しっこ、おならなどを専門にしているフェチAV系メーカー、制作会社は本当におすすめです。
トイレの盗撮は基本的に会社内のスタジオで行うため、毎日会社へ勤務することができます。
日々違うスタジオにいく場合は、荷物の移動をするのが一苦労です。
ですが、会社内での撮影であれば会社に置いておけばいいので楽ちん。
荷物の積み下ろしは、体力消耗が激しい作業なんでこれがないだけでも天国です。
うんこ、しっこ、おならなどの生理現象はリラックスした雰囲気でないと出ないので、社内はゆるいムードに包まれています。
排泄物の作品がアダルト業界の天下を取ることはないことをみんながわかっており、業界特有の嫌なギラギラ感もありません。
私が働いていた時は10:00-18:00の就業時間でプライベートの時間も充実していますよ。
排泄物の他にも、脇毛をひたすらそる映像、女体にサランラップを巻いて剥がす映像など不思議な世界観の撮影をすることができます。
フェチ動画はAV業界の中では一般的な「エロ」から遠い世界なのかもしれません。
セックスシーンの撮影が発生するのはレアケースなので、社内イベントのように大盛り上がり。
排泄物の処理に関して、抵抗がなく行う必要があることが最大にして唯一の欠点ですが、これさえ乗り越えることができたら、まったりAV業界にて勤務することができます。
日々、まんこ、ちんこ、セックス、トイレを見ていると何も感じなくなるので、慣れればただの行為でしかなくなります。人の適応能力はすごい。
何がエロくて何がエロくないのか、わからなくなる人がほとんどです。
AV業界で慣れずに、ずっとワクワクできる人はいい作品が作れる気がします。
近年AV新法の施行などで、世間の目がAV出演者に向けられています。
出演に際し、同意もなく、強要などあってはならないです。
ですが、関わる人については悪とされ、ますます制作スタッフは日陰の存在へ。
制作スタッフ目線でみると、このまま世間から隔離され虐げられていくと、もっと労働環境が悪化しないか心配です。
AVを撮影する際、女優さん、男優さんが1人ずつ出演してたとして、撮影に関わるスタッフは最低でも20人ほどいるんですよね。
ここの世界にいる人のことを忘れないでほしい。
過酷な環境に耐えているのは、出演者だけではなく、作品に関わる人全員なのかもしれません。
AV村と言われるAV業界は勇気ある若者のフレッシュな力を求めています。
改革をしていかないと、働く人がいなくなっちゃう。
いい作品を作っていくためには、いいスタッフが必要なので、我こそはと思うエロに熱い方は門戸を叩いてみてください。