デリヘル開業の裏話を完全暴露します!警官から嫌がらせ、営業マンは元AV男優、女の子はドタキャン連発。

アナル風俗ユーザーさんの投稿コラム

デリヘル開業の裏話を完全暴露します!警官から嫌がらせ、営業マンは元AV男優、女の子はドタキャン連発。

裏ネタ

なかぞの 0 361 2023/10/19

かつて、10か月間だけデリヘルの事務スタッフとして働いたことがありました。

当時、私は親戚が営む酒屋に勤めていたのですが、得意先のセクキャバのオーナーから声をかけられ、昼間だけデリヘルで働くことになったのでした。

デリヘルを開業する!

セクキャバのオーナーKさんは身長が180㎝くらいあり、日焼けサロンで焼いた肌に茶髪、一見コワモテな感じでしたが、話してみるとすごく気さくで、ガラの悪そうな一面を見せたことなどありませんでした。


毎日のように配達に行っていた私はKさんと親しくなり、その内いっしょに魚釣りに行ったりする間柄になりました。Kさんは大の釣り好きで、過去に有名な大会で2年連続優勝したこともある経歴の持ち主でした。


魚釣りに行くときは、決まって知り合いのスナックのマスター、セクキャバの女の子がいっしょで、たまに出入りのヤクザも付いてくることがありました。ヤクザと肩を並べて世間話をしながら釣り糸を垂らしていたわけですから、もしこれが今の時代なら完全にアウトです。


Kさんからデリヘルを開業しようと思っているという話を聞かされたのは、私が店に配達に行くようになって1年ほど経った頃でした。


「あんた、前は役所におったらしいなあ?」

「はい」

「パソコンは使えるやろ?」

「はい、基本的なことだけなら」


元公務員で書類の扱いに慣れていることと、パソコンが使えるという理由で、私はKさんが開業するデリヘルで働くことになったのでした。ただし、オープニングスタッフとして最初の1年だけという条件付きです。要するに、店の立ち上げに関連した面倒くさい手続きやネット環境の整備などを手伝ってほしいということでした。


酒屋での主な業務は夕方以降の配達でしたから、私は店主に相談し、週5日、昼間だけデリヘルで働く許可をもらいました。


私はあくまで事務スタッフとして雇われただけでした。店長はべつの人物が務めることになりました。Kさんが経営するセクキャバは当時、昼キャバもやっていたのですが、あまり売り上げが伸びず、夜だけの営業に切り替え、昼間のチーフだったスタッフを、デリヘルの店長に据えることになったのです。


この田中(仮名)という名前の50歳くらいのおっさん店長が、のちにやっかいな問題を起こしてくれるのですが…。


最初のうち、スタッフは店長の田中さんと私のふたりだけで、Kさんも時間の許す限り事務所に顔を出すようにすると言いました。


女の子の募集については、スカウトは使わず、基本的に求人サイトから募集をかけるというやりかたでしたが、セクキャバのほうから3人ほどヘルプで来てくれることになっていました。


まったく未知の世界に足を踏み入れることになった私は不安でしたが、わくわくしてもいました。客という立場でしかデリヘルのことは知りませんでしたから、風俗の裏側が覗けると思うと、楽しくなってきました。エロくて綺麗な女の子に囲まれて仕事ができる。あわよくば、こんなことやあんなことも…とアホな想像ばかり膨らませていました。


まもなく物件が見つかり、家主から使用承諾書にサインもいただけました。

同じマンション内に2LDKの部屋を2部屋借り、それぞれを事務所と女の子の待機所として使用することになりました。


事務所のほうはとくに手を加えませんでしたが、女の子の待機所には少しお金をかけ、女性好みの内装にやりかえました。

電話とネット回線の工事も終わり、備品等の搬入も完了しました。


店名は前々からKさんが『BJスーツ女子クラブ(仮名)』と決めていて、公式サイトもすでに完成していました。知り合いのウェブデザイン事務所に制作してもらったそうで、かなり洒落たデザインのサイトに仕上がっていました。


コンセプトはOLスーツ系のイメージプレイで、キャストの女性は全員スーツを着用。お客さんの希望で、スカートかパンツスーツのどちらかを無料で選べるようになっていて、他のOL系の店にはないシステムだと、Kさんは得意げに話していました。


次はいよいよ警察への届け出です。

警察署へGO !

警察署への届け出には私がひとりで行くことになりました。


届出申請書を記入し、マンションの家主のサインが書かれた使用承諾書、事務所と待機所の間取図を添付した別用紙といっしょに、管轄の警察署の生活安全課へ持って行きました。免許証の更新のときみたいに受付窓口で処理してもらえるものではありません。


扉をノックし、恐る恐る中へ入ると、ずらーっと並んだデスクに大勢の私服警官が座っていました。私は公務員時代に何度か警察署を訪問したことはありましたが、自分が風俗店のスタッフという立場で来たことを思うと、なんとなく後ろめたい気持ちになってしまい、緊張しました。ドアを開けたまま数秒ほどその場に立っていましたが、誰も声をかけてきませんでした。


「風俗営業の届け出はこちらでよろしいでしょうか…?」

勇気を振り絞って声をかけると、「はいっー!」と体育会系の威勢のいい声があちこちから上がりました。


最初に席を立ち、私の前にやって来たのは、身長が190㎝くらいあるラグビー選手のような体格の若い警官でした。


「性風俗特殊営業の届け出なのですが…」


私が必要書類3枚を重ねて差し出すと、その若い警官はひったくるようにして受け取り、「使用承諾書は?」と素っ気ない感じで聞き返してきました。私は少しイラッとして、「その中にあります」と指さしました。


「確認するから、廊下で待ってて」

そう言われ、私は廊下のソファーに座って待ちました。


10分ほどして呼ばれると、先ほどの若い警官が、「何ヶ所か書き直してもらうところがあるから…」と言い、右隅にあるカウンターのほうへ案内されました。


書き直すべき箇所にピンク色の付箋が貼ってありました。

カウンターの上に置かれた書類を私が取ろうとすると、警官はそれを制し、「ちょっと待て。今から説明するから」と横柄な口調で言いました。


何なんだ、この態度の悪い奴は…。私は腹が立ちました。どう見ても私と同じか、それより若いくらいの年恰好です。敬語などいっさい使わず、横柄で威圧的な口調で、書類の訂正箇所をひとつひとつ指で示していきました。警官のごつい拳に目をやると、大きな空手ダコがいくつもあり、私は腹を立てながらも、こいつには逆らわないほうがよさそうだと思いました。


書き直しで面倒だったのが、業務内容を記入する欄でした。風俗関係の書類を書くのは初めてでしたから、私はネットで検索して見よう見まねで書いたのですが、警官は「表現が曖昧すぎる」と言って書き直しを命じてきたのでした。


性風俗特殊営業の場合、法的には「許可」ではなく「届出」になりますから、書類がすべて揃っていて、必要事項がきちんと記入されていれば受理されます。警察署が受け取りを拒否することはできず、審査もありません。しかし、警官が書き直しを命じてきたときは、それに応じないと受理してもらえません。


「具体的って、どこまで書いたらいいんですか?」


私が聞くと、若い警官は「チッ」と舌打ちし、「フェラチオ、素股…いろいろあるやろ」と面倒くさそうに言いました。


「ああ、そういうことですか」


本当にそこまで書く必要があるのかと疑問に思いながら、「フェラ、素股、69、指入れ…」と思いつくかぎりのプレイを書き込んでいきました。


あとで知り合いの行政書士に聞いたところ、そこまで詳しくプレイ内容を書く必要はない、おそらくその警官が嫌がらせで言ったんだろうと言われました。無性に腹が立った私はクレームの電話を入れてやろうかと思いました。


私がペンを置いて書類を差し出すと、警官は小馬鹿にしたようにニヤッと笑いました。書き直した箇所をチェックすると、「証紙は?」と聞いてきました。


「証紙?どこで買えばいいんですか?」

「そこ。廊下の突き当りの会計課」


警官は廊下のほうを指さし、そんなことも知らんのかと言いたげな顔をしました。


会計課で証紙を購入し、また生活安全課へ戻って書類に貼り付けました。そこへ、先輩らしきべつの警官がやって来て、若い警官に「証明書の説明したか?」と聞きました。すると、若い警官の態度が一変し、私に対して急に敬語を使い始めました。


届出書が受理されると、届出証明書というものが発行され、それを受け取った日から営業を開始することができるのです。通常は、届出書が受理されてから10日くらいで発行されることになっているのですが、このときはなぜか違いました。


「今日でしたら、30分くらい待ってもらえれば発行できますが、どうされますか?」

若い警官は腰を折り曲げて馬鹿丁寧な口調で聞いてきました。


「なんやねん、こいつ。先輩の前では借りてきた猫か、ボケ!」と心の中で思い切り悪態をついてやりました。


「それでお願いします」

私は言い、30分待つことにしました。


廊下に出てKさんに電話をかけ、30分で証明書を発行してもらえることを伝えました。10日ほどかかると聞いていたので、Kさんも少し驚いていました。ちょっと早くオープンできるなあと言って喜んでいました。


生活安全課の斜め向かいの部屋の前には「○○犯罪特別対策本部」という看板が掲げられ、手錠と拳銃を腰にぶら下げた私服の警官たちが慌ただしく出入りしていました。

30分も待たずに、証明書が発行されました。

それを受け取ると、私はすぐにKさんが待っている事務所へ向かいました。


数日後、Kさんとふたりで開業の準備をしていると、事務所に電話がかかってきました。


「何でうちが開業すること知ってんの?…申し訳ないけど、知り合いの広告代理店に声をかけてあるから…いえいえ…はいはーい」

受話器を置いたKさんが、首をかしげながら苦笑いを浮かべました。


「何でかなあ?うちがデリヘルを開業することを知っとるんや。あんた、誰かにしゃべったか?」

「いえ、しゃべってませんけど…。あっ、警察じゃないですか?」

「警察がそんなことするかなあ…?」

Kさんは腕組みして、また首をかしげました。


Kさんがデリヘルを開業することをどこで聞いたのか、広告代理店が営業の電話をかけてきたのでした。


この時点で開業のことを知っている人物は限られていました。公式サイトは完成していましたが、まだ非公開の状態でした。どこの媒体にも掲載はされていません。店の電話番号まで知っているということは、サイトを制作したデザイン事務所か警察くらいしか考えられません。


デザイン事務所はKさんの知り合いですから、勝手に情報を流すようなことはしないと思います。だとすると、やはり警察が…。私はあの態度の悪い警官のことを思い出し、また無性に腹が立ってきました。

元AV男優の営業マン

オープン予定日まで、あと3週間となりました。

店の公式サイトを制作したデザイン事務所から紹介された広告代理店の営業マンと会うことになり、その日、私はKさんとふたりで朝から事務所にいました。


やって来たのは、30代前半くらいのイケメンの営業マンでした。俳優の佐藤健みたいな感じの好青年で、話し方もハキハキしていました。風俗関係の広告代理店ということで怖そうな人物をイメージしていた私は、彼を見てちょっとばかり拍子抜けしてしまいました。


広告を出すにしても、紙媒体よりもネットのほうが圧倒的に効果があります。

営業マンは主要な営業広告サイトと求人広告サイトを提案してくれました。


まず営業広告。言わずと知れた「シティヘブンネット」や「フータウン」のように全国的に支持されているサイトは絶対に押さえておく必要がありますが、それ以外のサイトは地域によって効果はまちまちだと言われました。東京では支持されているサイトであっても、大阪でそのサイトに広告を出すとほとんど集客できないものもあるのだとか。


次に求人広告。こちらも地域によって選ぶ媒体が変わってくるといいます。

大阪で強いのは「ビガーネット」や「ラブワーク」「いちごナビ」あたりだと言われました。


営業マンから提案してもらったものは必須と考え、それにプラスアルファで、最終的にはKさんの判断で掲載するサイトを決めました。紙媒体への掲載は、費用がかなり高くつくこともあり、いったん見送ることになりました。


午後からもうひとり、べつの広告代理店の営業マンとも打ち合わせをしました。その人物が事務所へやって来たとき、私は思わず身構えてしまいました。ヤクザが来たのかと思いました。


ごつい体躯、チョコボールのように日焼けした肌はボディービルダーのようでした。しかもコワモテで、口元はぎゅっと横一文字に結ばれていました。


じつはこの営業マン。元AV男優だったのです。先ほどのイケメンと同じく、Kさんの知り合いのデザイン事務所から紹介された人物なのですが、広告代理店に勤める以前は、飲食店やAV関係の世界で仕事をしてきたのだと教えられました。このときの肩書は、広告代理店の営業部長となっていました。


このチョコボールのようなコワモテの営業マンが提案してくれたのは、地元密着型の営業広告でした。大阪市内でとくに強いサイトというものがあるそうで、それを売り込むために訪問されたのでした。


また、この営業マンからは、のちに会うことになるラブホテルの経営者も紹介していただき、これから開業するKさんにとっては非常にうれしい、有難い出会いとなったのでした。


しかも、この営業マンが勤めている広告代理店は、私たちの事務所が入っているマンションから徒歩15分ほどの場所にあって、身近な存在として、この先もお世話になれそうな気がしました。

ラブホテル提携の裏話

Kさんが開業したのはデリバリーヘルスでしたが、いわゆるホテデリというシステムをとっており、お客さんの自宅へ直接女の子を派遣することはありません。


お客さんが指定したホテルへ派遣するか、あるいは店側があらかじめ指定している場所で待ち合わせをし、そこから近くのホテルへ行ってもらうというシステムです。


近隣にラブホテル街があったので、店側がいくつかのホテルをピックアップしておいて、女の子にもそのいずれかを利用するように伝えておいてもいいのですが、それだと一般料金を払って使用することになります。


そこで、お客さんに少しでも安く利用してもらうと同時に、店側も利益を得ることを考え、特定のラブホテル提携することになりました。多くの風俗店がこういうやりかたをしているはずです。


歓楽街に隣接するラブホテル街には、風俗店と提携しているラブホテルが数多くあります。

一般利用客向けの部屋と風俗店向けの部屋を分けている場合が多く、風俗店向けに確保された部屋のことを「クラブ部屋」と呼んでいます。


風俗店はホテルと提携を結ぶことで、通常よりも安い料金で「クラブ部屋」を利用できるのです。


また、一般利用の場合、利用時間を1分でもオーバーすると追加料金が発生しますが、「クラブ部屋」の場合は少し猶予が与えられています。


ホテルによってルールは異なりますが、Kさんの店が提携していたホテルだと、6分まではオーバーしても追加料金が発生しないことになっていました。中には10分くらいの猶予が与えらているホテルもあるそうです。


元AV男優の営業マンから紹介されたラブホテルの経営者と打ち合わせをするため、事務所からほど近い場所にあるホテルへ向かいました。なぜか私も同行することになってしまいました。


ロビーで10分ほど待っていると、奥のほうから恰幅のいい60代くらいの男性が出てきました。2人のスーツ姿の男がいっしょでした。2人ともどう見てもカタギの雰囲気ではありませんでした。おそらくヤクザでしょう。


恰幅のいい男性はその2人と別れると、私たちのほうへやって来て丁寧に挨拶をしました。

この人が、大阪市内で10店舗以上のラブホテルを経営しているM氏でした。


ロビーの奥の喫茶室で打ち合わせをしました。Kさんは誰に対しても物怖じしない性格で、終始にこやかに話を進めていましたが、私は正直、足が震えそうなくらい怖かったです。


M氏からめらめらと湧き上がってくるオーラには、殺気のようなものが感じられました。

口元で微笑んでいても、目は少しも笑っていませんでした。泰然自若の体でどっしりと腰を下ろしているM氏の目は、100年以上に渡り過酷な環境下を生き抜いてきたゾウガメのように据わっていました。


このM氏は長年AV業界で仕事をしてきた人物だそうで、前出の元AV男優の営業マンとはその頃からの知り合いなのだとか。


「AVに出てみたいという女の子がいたら声をかけてくださいね。ちゃんと紹介料もお支払いしますから」

キャストの募集の話になった際、M氏はそんなことを言っていました。


M氏はデリヘル開業に関して様々なアドバイスをしてくれました。


「オープンして少し落ち着いてきた頃に、警察が来ると思いますよ。届出証明書と従業員名簿を確認しに来るんですわ。女の子の身分証のコピーはちゃんととっておいてくださいね。経営が軌道に乗ってくると、税務署が来ることもあります。税務署は税金のことしか言いません。警察は風営法関係のことだけしか見ません。どっちも横のつながりがないんでね」


そう言うと、M氏は「くれぐれも、うちと提携していることは漏らさんといてくださいね。風俗店とホテルが提携するのは違法ですから」と釘を刺しました。


提携することに関して、契約書などの類は一切ありませんでした。表向きは提携などしていないことになっているのです。


「フロントで店名を言ってもらったら大丈夫なようにしておきますから」

M氏は最後ににこっと笑って言いました。


私たちは丁寧に礼を言い、ホテルをあとにしました。

ホテルから少し離れたところで、私は大きな溜め息をつきました。緊張が解けて全身から力が抜ける感じがしました。


あのゾウガメのような目には、もう二度とお目にかかりたくないなと、心の中で思いました。それくらい怖かったのです。

女の子を集めるのは大変!

すべての打ち合わせが終了すると、毎日のようにパソコンの前にへばりつくようになりました。Kさんはパソコンがほとんど使えませんでしたから、もっぱら私が作業することになりました。そのために雇われたのですから。


店長の田中さんも手伝いに来てくれていましたが、彼もパソコンがあまり使えなかったので、電話の応対や女の子の面接を担当してもらうことになりました。


私は店の公式サイトや求人サイトに掲載する文面を考えたり、女の子の募集に時間を費やしていました。スカウトメールを送る作業はけっこう楽しかったです。


求人サイトに登録している女性たちの中から、店のコンセプトに合致しそうな人をピックアップし、管理画面からメールを送ってスカウトするのです。


200件くらいメールを送って、何らかの反応があるのはせいぜい10人くらいでした。そのうち面接に来てくれるのは1~2人です。面接当日にドタキャンされることもありましたから、女の子を集めるのにはかなり苦労しました。Kさんのセクキャバから数人がヘルプで来てくれなかったら、予定通りにオープンできなかったかもしれません。


同じ女性に何度もドタキャンされることもありました。電話をかけると、子供が風邪を引いて行けなくなったとか、近くまで来たが急にめまいがして帰ったとか、そのたびに言い訳をされ、結局いちども会うことなく終わってしまった例がいくつもありました。


腹が立ってKさんに話すと、「この業界はそういう女の子が多いから、いちいちキレてたら務まらんよ」「気長に、やさしい言葉をかけてやってよ」と言われました。


じつは2回、私が面接を担当したことがありました。どちらも店がオープンしてからの話です。


2回とも店長の田中さんが寝坊したのが原因で(アホかっ!ボケっ!と心のなかで罵ってやりました)、急遽、私が女の子の面接を担当することになったのでした。


アンケート用紙を記入してもらい、その内容をもとに世間話を交えながら面接を進めて行きました。Kさんからは「少々ムカつくことがあっても我慢。気長に、やさしい言葉をかけてやってよ」と念を押されていたので、終始にこやかでいるよう努めました。


1人目は35歳の主婦でした。Kさんは10代~30代まで幅広く在籍させていいと言っていました。この女性は即採用となりました。お金に困っていて、切羽詰まっている印象を受けました。ルックスも良く、気立てのいい感じの女性でした。


今日からすぐにでも働きたいと言われたので、Kさんに電話をしてOKをもらうと、公式サイトに載せる仮の写真を撮影することになりました。


ちゃんとした写真は、広告代理店に声をかけてプロのカメラマンに撮ってもらうのですが、このときは急遽、私がデジカメで撮影しました。


このときはめちゃくちゃ緊張しました。店の売り上げに影響してくることですから、でたらめな写真を撮るわけにはいきません。とはいえ、私はプロではありませんから、そんなに上手に撮れるとも思えません。


しかもKさんからは「ひとつエロい感じのを頼みまっせ」と言われていたので、かなり焦ってしまいました。


スーツに着替えた女性にソファーに座ってもらい、まずは当たりさわりのないポーズから撮り始めました。何枚か撮ったところで、「少し下着が見えても大丈夫ですか?」と声をかけ、シャツの胸元をはだけてもらいました。


有難いことにその女性は積極的で、自分から「下着だけになりましょうか?」と言ってくれ、Kさんが喜びそうなきわどいポーズも撮らせてもらえました。


撮影が終わった時には、私は額に汗をかいていました。おまけに恥ずかしいことに、我慢汁で下半身まで濡らしてしまっていました。


2人目の女性は20歳の専門学校生でした。

対面してみると、思わず頬が緩んでしまうほど可愛いルックスの女の子で、私もテンションが上がってしまいました。


業界未経験で、海外留学のための費用を稼ぎたくて、この仕事を選んだのだと話してくれました。面接はスムーズに進みました。月がかわってから入店したいということで、写真撮影は後日プロのカメラマンにお願いすることになりました。


「期待の新人が入ってきたなあ」とKさんも大喜びしていたのですが、じつはこの女性が、のちに色々と厄介なトラブルを起こしてくれるのでした。その話は、また次のコラムでゆっくりご紹介したいと思います。

あの嫌味な警察官との再会 ―10年後の話―

デリヘルの開業にたずさわったあの日から、もう10年以上が経ちました。その間、私は塾講師の仕事をしながら、ちょっとした小遣い稼ぎにネットオークションやフリマアプリにCDや古い玩具などを出品していたのですが、それが思いのほか高値で売れて、最高で月に25万円くらい入ってきたこともあったのです。


知人から押し付けられた女性ものの下着やブルセラ関連グッズなど、ちょっと扱いに困るような商品もなんとか売りさばくことができました。


私はこれを商売にしてやろうと思い、古物営業許可を取得し、リサイクルショップを始めることにしました。


古物営業の許可申請は警察署の生活安全課が窓口になっています。つまり、風俗店を開業するときと同じなわけです。


私はデリヘル開業のときのことを思い出しました。あの嫌な感じの警官の姿が目に浮かんできました。


そして、再会してしまったのです。あの嫌味な警官に。


生活安全課のドアを開け、目の前に座っていた私服警官に古物営業の申請をしたい旨を伝えると、「はい」と言って、その警官が立ち上がりました。


身長は190㎝くらい、ラグビー選手のようなごつい体…。


私は思わず身構えてしまいました。あのときの嫌な気持ちまでがよみがえってくるようでした。


ところが…


「申請書はお持ちになりましたか?」にこっと微笑む警官。


私が申請書類一式を手渡すと、それにさっと目を通し、「身分証を見せてもらえますか?」と、おだやかな口調で聞いてきたのでした。


私は拍子抜けしてしまい、吉本新喜劇みたいにその場でズッコケそうになりました。


10年前、あれほど横柄で威圧的な態度を見せていたその警官が、まるで別人のようにおだやかになっていたのです。


ひょっとすると、これまであまりにクレームが多く、上司から厳重注意を受けて態度を改めようと思ったのかもしれません。それとも、何か彼の人生観を変えるほどの幸せな出来事でもあったのでしょうか…。


10年経つと、人ってここまで変わるものなのか…。


私はなんだかうれしいような寂しいような、でもどこかすっきりした気分で、警察署をあとにしたのでした。



警察署を出たあと、私はしばらく気分転換に街をブラブラしていたのですが、そこで、ビルとビルの間の細い通りに販売DVDの店を見つけました。


以前はその場所にDVD店などなかったはずでした。インターネットが普及したこの時代に、販売DVDの店が新規オープンするのは珍しいことだと思います。


私はなんだかすごくうれしくなりました。初めは店内を覗いて見るだけのつもりでしたが、気分がよかったこともあり、愛乃なみの無修正ものを1枚買って帰途に就いたのでした。


いよいよ、Kさんのデリヘル『BJスーツ女子クラブ』が本格的に始動することになります。

オープンしてからの様々なトラブルや、思いがけない出会いなどを描いた内容です。


ご期待ください。

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当コラムコーナーは、実話もフィクションも入り混じっています。読み物エンターテイメントとしてお楽しみいただく目的で掲載しており、記事の行為を推奨したり、犯罪を助長するものではありません。

この記事を書いた人

なかぞの

大阪府生まれ。文学・アート系雑誌での新人賞入選をきっかけに作家業をスタート。塾講師、酒屋の配達員、デリヘルの事務スタッフなど様々な職を転々としたのち、現在はフリーライターとして活動中。足を踏み入れるとスリルを味わえそうな怪しい街並み、怪しいビルの風俗店を探し歩いている。

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