やさしい手と舌のあいだで ―３人の秘密―｜菜々緒(ななお)／変態紳士倶楽部 広島店

やさしい手と舌のあいだで ―３人の秘密―

2025/04/19 (土) 22:32:35

１週間以上も前から予約してくれていたから、当日を迎えるまで気持ちがふわふわしていた。

ずっと楽しみにしてくれていたこと、しっかり伝わってきたよ。

県外からの研修で広島に来て、限られた滞在時間の中、いずみさんと私を選んでくれたことが本当にうれしくて、心の中がぽっとあたたかくなった。

いずみさんと私に挟まれて、少し戸惑いながら座ったＩさん。

視線を泳がせながら小さな声で「…緊張します」って。

でもすぐに、「２人とも…お綺麗で」って、頑張って目を合わせようとしてくれた瞬間、胸がきゅんとした。

指先をやさしくすべらせながら、乳首をわざと避けてフェザータッチを続けると、そのたびにぴくぴくっと全身が反応して、息が少しずつ熱を帯びていく。

唇がやっと乳首に触れたとき、小さく甘い声が漏れて、腰が浮いた。

両方の乳首に舌を這わせると、身体が素直に跳ねて、可愛さがあふれて止まらなかった。

いずみさんの手がアナ〇にゆっくりと触れると、Ｉさんの呼吸が一気に乱れて、「つ…あ…」と喉からこぼれるような声が漏れた。

私はそっと胸を押しあてて口元を塞ぎ、震える身体にやさしく触れながら、反応の一つひとつをじっくり味わった。

目をそらそうとしても、身体はとても正直で、触れるたびに伝わってくる熱がどんどん増していく。

限界が近づくその表情を見て、私たちも心がざわめいていた。

フィニッシュのあとも余韻が長く続いていて、ぴくぴくと震えるその姿が本当に愛おしくて、しばらく見つめていたくなった。

たっぷり時間をかけて感じ合えた120分。

流れていく時間が惜しくなるほど、濃く甘いひとときだった。

Ｉさんのまっすぐな反応と、ふとこぼれる恥じらいの笑顔。

そのすべてが、今もやさしく心に残っている。

また会えたときには、今日よりもっと深く、もっと甘く絡み合いたい。


菜々緒より